京都府内の産品KYOTO PRODUCTS
京野菜
京野菜や果物など歴史に磨かれた特徴ある農林水産物の中でも、品質的・量的に特に優れたものを
「ブランド京野菜」(京のブランド産品)として認証しています。
本物の京野菜の価値を子どもたちに知っていただくためにも、ぜひ学校給食の場でご活用下さい。
通年物
- みず菜
- 葉に深い切れ込みがあるのが特徴。シャキシャキとした歯ごたえにくせのない味で、肉の臭みをとる働きがあります。煮もの・和えもの・サラダ・浅漬けなどに利用されます。ビタミンEを含みます。
出回時期:1年中
最盛期:10月〜3月
- 壬生菜
- みず菜の自然交雑種で葉がヘラのような形をしているのが特徴。ピリっとした辛みがありさっぱりとした風味で、炒め物・和えもの・一夜漬けなどに利用されます。ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。
出回時期:1年中
最盛期:10月〜3月
- 九条ねぎ
- 葉の中のぬめりが特徴で、ねぎ本来の甘味を出しています。長くて柔らかく、たいへん香りが良いことで知られており、種類は細ねぎ、太ねぎの2種類に分けら れます。薬味のほか、煮もの・和え物などに利用され、葉の緑の部分にカロチンやビタミンBを含みます。
出回時期:1年中
最盛期:11月〜2月
- やまのいも
- 「つくねいも」とも呼ばれる丸形のいも。肉質が締まり、水分が少なく、たいへん粘りが強いのが特徴です。とろろ汁や、山かけ丼などの調理法のほか、饅頭などの菓子材料にも使用されます。ビタミンCが豊富に含まれます。
出回時期:1年中
最盛期:10月中旬〜11月
春夏物
- 京たけのこ
- 白くて柔らかく肉厚なのが特徴で、えぐ味がなくほのかな甘味があることと歯触りの良さから、日本一のたけのことも言われています。ワカメと一緒に煮た若竹煮や、てんぷら、刺身などに使われ、たんぱく質や糖質、繊維質などを含みます。
出回時期:3月〜5月
最盛期:4月〜5月
- 伏見とうがらし
- とうがらしの中で最も細長く、辛味がない品種です。やわらかく甘味があり、若い葉や茎も佃煮などに使われ食されます。網で焼いたり、煮ものなどに利用され、カルシウム、食物繊維を豊富に含みます。
出回時期:4月〜12月
最盛期:5月中旬〜9月
- 万願寺とうがらし
- 舞鶴地方で栽培されている大形の品種です。肉厚でボリュームたっぷり、柔らかく甘味があり種が少ないのが特徴です。煮たり焼いたり揚げたりと様々に楽しめます。ビタミンC,食物繊維が豊富に含まれます。
出回時期:6月〜9月
最盛期:6月中旬〜8月
- 賀茂なす
- 丸形でボリュームのある大形のなすです。肉質が緻密で煮ても焼いても形が崩れません。丸い形を活かした田楽のほか、油を吸いすぎないことから揚げ物にも適しています。ビタミンCを豊富に含みます。
出回時期:4月下旬〜10月
最盛期:6月〜9月
- 京山科なす
- 卵型で薄くて柔らかい皮と、緻密で水分が多く種の少ない果肉が特徴です。煮くずれしにくく、煮もの、焼き物、漬け物と様々に楽しめて、たいへん美味です。ビタミンCやカリウムが豊富に含まれます。
出回時期:6月〜10月
最盛期:6月中旬〜9月
- 鹿ヶ谷かぼちゃ
- ひょうたん形のユニークな形をしたかぼちゃです。肉質は緻密で煮くずれしにくく、あっさりした味わいです。外形を活かし、肉詰めなどの料理法もあります。 リノレン酸を普通のかぼちゃの6〜7倍含むほか、ビタミンC・ミネラルも豊富です。
出回時期:6月下旬〜8月
最盛期:7月〜8月中旬
秋冬物
- 紫ずきん
- 丹波黒大豆を品種改良した秋の枝豆で、豆が薄紫の頭巾をかぶっているような色形をしているのが特徴です。大き目の粒はコクと甘味があります。豆ご飯や、サ ラダ、天ぷらなどにも利用されます。たんぱく質、ビタミンCカルシウムが豊富です。
出回時期:9月中旬〜10月
最盛期:9月下旬〜10月中旬
- 聖護院だいこん
- 元は尾張の長大根だったものが、聖護院辺りで栽培されるうちに丸い形になったという品種。甘味があり、苦みがほとんどないのが特徴です。長時間炊いても煮 くずれせず、とろけるような味わいで、ふろふきだいこんやおでんが一般的です。ビタミンCが豊富に含まれます。
出回時期:10月中旬〜2月
最盛期:11月〜1月
- くわい
- 外形から「芽が出る」と縁起をかついで、おせち料理には欠かせない食材です。甘味と特有のほろ苦さが特徴で、煮もののほか、揚げ物、鍋物などに利用されます。皮をむき米のとぎ汁や酢でアク抜きしてから使います。
出回時期:11月〜4月
最盛期:12月上旬〜12月末
- 花菜
- 伏見で切り花用として栽培されていたなたねの蕾を食用に改良したもの。心地よい歯ごたえと独特の辛味があるのが特徴です。和え物、お吸い物、おひたし、漬 け物などに使われます。ビタミンAやカルシウムなどがブロッコリーの3倍ほど多く含まれます。
出回時期:11月中旬〜4月中旬
最盛期:11月下旬〜3月中旬
- えびいも
- えびに似た形が特徴の里芋です。粘質に富みひきしまった肉質で、煮崩れせず、中までじっくり味がしみこみます。棒だらと煮た「いもぼう」が代表的な京のおばんざいとして親しまれてきました。
出回時期:10月中旬〜1月
最盛期:11月〜12月中旬
- 金時にんじん
- 表面から芯まで真っ赤なにんじんです。柔らかな肉質と甘味があり、間引いた葉も「にんじん葉」として和え物などに利用される食材です。粕汁や、正月の煮し めなどの調理法が代表的です。ガンを予防するリコピンや、ビタミンA、B、C、食物繊維が豊富です。
出回時期:10月下旬〜2月中旬
最盛期:12月上旬〜1月中旬
- 堀川ごぼう
- 大形のごぼうで中に空洞部分があるのが特徴。たいへん香りが高く、繊維が柔らかいため味がよくしみ込みます。中の空洞に肉やえびを詰めて煮ものなどに利用されます。ビタミンC、ミネラルが豊富です。
出回時期:10月〜2月
最盛期:12月上旬〜12月
- 新丹波黒大豆
- 大粒でしわがなく、煮くずれしにくいのが特徴です。粒が美しく、おせち料理では欠かせない一品です。和菓子に使われるほか、豆ご飯などにも使用されます。カルシウムや、ビタミンBを多く含んでいます。
収穫期:12月上旬