カテゴリ「安心・安全への取組」の記事一覧

 本会が提供する令和6年産京都府産学校給食用玄米から放射性物質は検出されませんでした。

1 検査対象
  京都府産学校給食用玄米(令和6年産)

2 検査日
  令和6年12月13日

3 検査依頼先
  一般財団法人日本穀物検定協会

4 検査方法
  放射性物質検査 ゲルマニウム半導体検出器による方法

5 検査結果

本会では、毎年9月下旬から、学校給食用パン・米飯委託加工業者10工場に出向き、衛生管理の一層の向上に向けて、工場監査を実施しています。

栄養教諭、教育委員会職員、外部専門機関にも協力していただき、工場内環境、設備、個人衛生、管理体制、保管設備などの状況を確認しています。

写真は、従業員の方に実際に手洗いをしてもらい、その前後のATPを検査して、手洗いが適切にできているか確認している様子です。

監査終了後には、監査員と工場代表者でミーティングを行い、監査所見を代表者に伝えたり、代表者から安全衛生向上に向けた取組み状況を聴取したりします。

各工場では、監査結果をもとに指摘事項の改善を図るなど、安全衛生の充実を進めていきます。

 

本会では、供給する学校給食用のパン・米飯の製造に携わる委託加工業者10社を対象に、衛生管理講習会を毎年開催しています。

今年度も去る8月22日に開催し、製造工場における組織・人材開発等に経験豊富な(株)インソース 馬場英寿 氏を講師にお招きして、講義とグループディスカッションを通して、安全衛生に対する意識や実践力の向上に取り組みました。

参加者からは、「リスクに対する感度を上げることに気をつけていきたい」「ミーティングで従業員に共有する」などの感想がありました。

本会では、こうした取組を通じて、これからも安全・安心、そして良質なパン・米飯を供給してまいります。